2008年05月02日
InDesign CS3対応作業
業務上必要になったこともあり、CS3スタンダード版を購入しました。
InDesignまわりもいろいろ変わってスクリプトも修正が必要になっています。InDesign Hacking with JavaScriptの公開スクリプトライブラリについてはぼちぼちと手を入れています。APIのversionで「2,3」と表記されているものはCS2およびCS3に対応したものです。今後の開発物についてはCS3をメインターゲットにしたものになるかと思います。
以下ざっとインプレッション。
- 画面まわりがCS2からけっこう変わっていて慣れるまで時間がかかった。
- XMLの処理が大幅に強化されたようだ。コールバック的なXMLルールを追加してプロセスをぼんと走らせてXpathに従った処理、とかできる。無駄にがんばってた処理をこれで書き直す予定。
- xmlElement.storyOffsetが数値ではなくinsertionPointになった。ストーリーオフセット数値を取りたいときにはinsertionPoint.indexを使えばよいようだ。
- search()での置換が廃止された。findTextPreferences/findChangeTextOptionsおよびchangeTextPreferencesを駆使して設定し、changeText()で実際の変換を実行する。includeMasterPagesを設定しないとマスターページは検索されない罠、とか。
- InDesign CS3のJavaScriptリファレンスPDFがない…。早く出しておくれ。
- clearObjectStyleOverrides()でオブジェクトのオーバーライドを一発解除できるようになった。これまでtry catchで必死にやっていたのでこれは嬉しい。
- JavaScriptデバッガツールのToolkitが機能アップ。タブスタイルを止めてしまったのが残念だけど、InDesign上で実行したものをデバッグできる(前のバージョンではInDesignメニュー上で呼び出したのはToolkitからは追えなかった)、#includeでほかのファイルを取り込んでいる場合も追跡できる、リファレンスPDFがない代わりにオブジェクトツリーとヘルプでいろいろ調べられる。
- テーブルのスタイルが加わった。これまでどうにも使いにくかったテーブルも、これで少しマシになるかもしれん(でも、出版社の要求されるテーブルのスタイルって結局段落でやったほうがずっと楽なことが多い…)。
- スクリプトのサブツリーおよびユーザースクリプトディレクトリがわかりやすく利用できるようになった。
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