2007年07月23日

GR: Accept the concept of Debian Maintainers

投票開始。期限は8月4日まで。

今回のこの動議はajtによって提案され、多数のコアメンバからの同意を得て投票動議まで進んだもので、「Debianパッケージメンテナ」をDebian Project会員の特権ではなくより広げたものへの転換を狙っている。たとえばNM(New-Maintainer)プロセスに参加しているメンバが、スポンサーなしに直接アップロードすることができる。

背景としては、アップロード時の認証に欠かせないキーリング管理を、jetringというJoeyH作の半自動化ツールで賄える見込みができたことがある。これを使って、debian-keyringsのほかに新たにdebian maintainers keyringを作成し、FTPmasters、DAM、NMフロントデスクのメンバによる「Debian Maintainer Keyring team」で、登録・削除等の管理作業を行う(このメンツがボトルネックになるのではないかという懸念は出されていた)。

  1. キーリングへの追加ポリシー:
    1. Debianの社会契約・フリーソフトウェアガイドライン・マシン利用ポリシーに同意すること、2. Debian開発者によって署名され、(できれば複数のパスでWeb of Trustの形成された)有効なGPGキーを提供すること、3. 少なくとも1人のDebian開発者が申請者の技術面について推薦できること。
  2. キーリングからの削除ポリシー:
    1. Debian開発者になった、2. 例年の活動継続意思確認をしなかった、3. 複数のDebian開発者が削除すべきであると要求した、4. DAMが削除すべきであると要求した。
  3. 潜在的Debianメンテナを推薦するポリシー:
    1. 推薦するときには、大いに注意を払う(特にAMやその他メンタリングの役目をこなしてきたわけじゃない場合)。対象者が技術面でも社会面でもDebianにとって効果的な活動を行えることを確認してから推薦する。2. 推薦のメールはdebian-newmaintまたはその他の公開メーリングリストに投稿し、申請書にそれへのリンクを記載する。3. 過去に問題のある個人を繰り返し推薦しようとする場合、チームはその開発者からの推薦を拒否することがある。悪意または重大な不注意があるときにはDAMによりプロジェクトから除名することもありえる。
  4. キーリングの利用ポリシー:
    1. NEWとなるパッケージは受けつけない。2. アップロードする.changesファイルのMaintainer:フィールドはキー所有者のものでなければならない(非開発者によるスポンサーアップロードはできない)。3. ほかのソースパッケージからtake overすることはできない。4. unstable/experimentalにアップロードされたパッケージ最新バージョンには、DM-Upload-Allowed: yesフィールドが付けられる。5. unstable/experimentalにアップロードされたパッケージ最新バージョンには、Maintainer:またはUploaders:フィールドにアップロードした者の名前が入る(非開発者はNMUやハイジャックはできない)。6. Debian開発者と同様のアップロード手順を行う。
  5. 既存のNM申請者との関係:
    1. NMキュー申請者はDebianメンテナにも申請できる。2. DebianメンテナにならなくてもNMプロセスを進めることはできる。3. NMキューありなしどちらにしてもDebianメンテナになることはできる。4. AMはNM申請者をT&SまたはP&Pを通過していれば推薦できる。
  6. アーカイブ外にこのキーリングを使う予定は今のところない。Debianメンテナは投票を行うことはできない。