2009年08月19日
Subject: Debian decides to adopt time-based release freezes
ちょっとずつannounce系の処理。Meike Reichleより(って夫妻でプレスチームなのか)、7月29日に。海外メディアなどでわりと報道されたので、そこそこ知っている方も多いかと。
Debian Projectは今後、リリース物のフリーズを、2年単位——奇数年の12月というサイクルの時間ベースにすることを決定。つまり、次期リリース物Squeezeのフリーズは2009年12月となり、そのリリースは翌年前半、2010年春の予定となる。
(これまでの曖昧なフリーズタイミングから)時間ベースのフリーズに移行することで、Debian ProjectはDebianの時間ベースのリリースへの一歩を踏み出したと言える。新しいフリーズポリシーにより、ユーザはリリースの時期を予測できるようになり、Debian開発者は長期的計画にのっとって作業できるようになるだろう。2年単位のリリースサイクルは大規模で破壊的な変更にも耐え得、ユーザの不便を軽減するにも足りる。フリーズの見込みができることで、結果的にフリーズ期間の短縮にもなるはずだ。
Debian Lennyのリリースは2009年2月であり、次のリリースDebian GNU/Linux 6.0(コードネームsqueeze)が登場するまでの約1年の寿命となるが、これは今後のタイムスケジュールでの唯一の例外である。長期的計画を考えている組織やユーザのために、Debian Projectは現リリースのDebian GNU/Linux 5.0 Lennyから2つ先のリリース予定のDebian GNU/Linux 7.0へのアップグレードも可能にすることを約束する。
フリーズまでの時間は短いが、Debian Projectはいくつかの大きなゴールを達成できることを期待している。最も重要なのは、multi-archサポート(64ビットマシン環境で32ビット版パッケージのインストールができるように改良する)と、起動プロセスの最適化(高速化と高信頼性)だ。
この新しいフリーズポリシーは、スペインCaceresで開催されたDebian Projectの年度カンファレンス「DebConf」にて提案され、参加したプロジェクトメンバによって賛同された。
[ということで、そのあと「聞いてねぇよ」「なんでdevel-announceじゃなくてプレスから全体アナウンスなんだ」とかフレームになってたわけだが(リリースマネージャのLukの発表の場にもいたけど、賛同というよりも「マジッスカ」という雰囲気が漂ってた)。時間ベースのフリーズにするのはようやくか、という気はする。Ubuntuとの兼ね合いを考えて開始時期をこうしたというのはちょっと引っかかるけど、いずれにしても単に「機能フリーズ」の話であってクオリティにかかわらず「リリース」しちゃえという話ではない。「2年とほんの720日ほどでリリースしました!」なんてことのないようにしたいね。7.0アップグレードについては聞き漏らしたのかなぁ、覚えがない。-kmuto]
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