2007年05月17日
『Code Quality』
あの名著『Code Reading』の筆者、Diomidis Spinellisが放つ続編の邦訳書が完成。
「コードを読む」ことにフォーカスした前著に対し、今回は同様に実際のコードを読みつつもさらに品質の良いコードを書くための技術を各特性に基づいて教示する。
品質はしばしば「非機能特性」と呼ばれ、製品の非機能要件(機能外要求)に関係する。これを構成するさまざまな特性のうち、本書では信頼性、セキュリティ機能性、時間効率性(タイムパフォーマンス)、資源効率性(空間パフォーマンス)、環境適応性(移植性)、保守性、正確性(浮動小数点演算)を取り上げ、本物のソフトウェアで使われている生きたコードを例題に詳解することを試みている。当たり前と流されがちな(のわりにちゃんとした説明のない)モヤモヤした基礎技術・知識が、本書では綿密にまとめられており、前著同様、コード作成者は読むべき一冊と言えるだろう。
今回の監修は、Debian・Googleの鵜飼氏、Rubyのまつもと氏、WideStudioの平林氏という前著の陣容に加え、Debian・Googleの後藤氏にもご参加頂き、「品質」を語るにふさわしい数々の改善・修正を受けている。おまけは今回もあるのでお楽しみに。

![[hatena]](http://d.hatena.ne.jp/images/b_entry_de.gif)
![[RSS]](/d/rss10.png)
Debian GNU/Linux徹底入門 Sarge対応
Debian辞典