2007年02月23日

ボンゴレビアンコ、ホタルイカとグリーンピースのマリネ

マリネのほうを先に。グリーンピースは塩茹でする。オリーブオイルでニンニクを炒め、イカとグリーンピースをソテーする。マリネ容器に入れてオリーブオイル、ワインビネガー、塩、胡椒で絡めて味が染みるまで放っておく。

続いてボンゴレ。

  1. アサリの砂を吐かせておく。水菜を軽く茹でておく。
  2. バターでニンニクと唐辛子を炒め、みじん切りの玉葱を入れてじっくり炒める。
  3. アサリを入れ、蓋をして開かせる。
  4. 開いたら白ワインを入れて強火で飛ばす。
  5. アサリを取り出す。アサリの半分くらいは殻から外し、殻は捨てる。
  6. パスタの茹で汁と胡椒を入れ、煮詰めてソース状にする。
  7. パスタ、アサリ、ソースを絡め、水菜を添える。

『香水 〜ある人殺しの物語』



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18世紀のフランスに、神の奇跡かはたまた悪魔の諸行か、体にも老廃物にも臭いがなく、その代わりとして恐しく鋭敏な嗅覚を持つ男、その名はグルヌイユが生まれた。誰からも愛を受けることなく良心や道徳などもなく、しかし毒虫のようにじっと耐えて育った彼は、ついに至高の香りを作るべくその“材料”の蒐集に向けて蠢き始める。

嗅覚への執着、感情を持たない主人公、不潔で悪臭たちこめるパリ市街、驚くほどさまざまでまた恐しく時間を費す香水技術の世界、そして我々は誰もが意識することなく香りに基いて行動し判断している。いずれも着眼点に優れており、クライマックスとなる広場での狂乱円舞のシーンは圧倒的だ。

……なのだが、訳が悪いのか原文が悪いのか、『羊たちの沈黙』『ハンニバル』(トマス・ハリス著)において視覚や味覚への刺激を感じたようには、本書からは視覚と嗅覚への刺激はついに得られることはなかった。香水に縁がないというのも1つの理由だろうが、語の選定があまり良くなくて訳が固かったり、あるいは文体がいまいちしっかりしていない――粗野にしたいのか上品にしたいのかが切り取ったシーンの中だけでも統一感がなく、読みにくいと感じる。原文にしても、グルヌイユは愛だとか名声だとかを超越しているかのように見えて、香りの王宮(レクター博士の「記憶の宮殿」はこれを真似したのかな?)では王様気分で悦に入るなど十分に俗物的だし、彼の手によって作られる“好ましい香り”も結局は大衆が求めるもののと合致しているに過ぎない。史上最もセンセーショナルな結末というのは大袈裟もいいところだろう。

本作は『パフューム -ある人殺しの物語-』として映画化されており、日本では来週には公開とのことだ。映画向きのストーリーであろうし、原作の稚拙・余剰な部分を取り払って映像から冷たく香り立つ作品になっていることを期待したい(DVDが出たら観るかもしれない、というくらいだけど)。スタッフ陣は豪華。

しかしスピルバーグがこれやったらどういうことになってたんだか…ものすごくガッカリするラストになることだけは確実そう。