2006年06月19日
東京エリアDebian勉強会
第17回6月勉強会に参加してきた。 ぎりぎりまで仕事をしていたり青焼を待っていたりしたので、1時間遅れにて。「武藤サンって本当にいるんだ、スゴーイ」と謎な感激を受ける。
Debconf参加報告(岩松さん)は参加者側なので特に感想はなし。しかし、イベントの参加報告を実りあってかつおもしろく話すというのは難しい。だらだらと資料を読み上げるのはよくないし、小ネタばかりに走ると結局何しに行ってきたのかわからないという風に見えるのでよくない。そういえばabaとvorlonを逆に紹介してなかったっけ。緑がaba、白がvorlon。日本開催については妄想するのは楽しいかもしれないけれど、実現は地獄になるだろうね。1000万で箸にも棒にも、2000万でこじんまり、他国並みにやろうとして1億、というところではないかと。
cowdancer/pbuilderの紹介(上川さん)。cowdancerはMLでちらっとしか見ていなかったのですっかり忘れぎみ。pbuilderがテンポラリchroot環境をbase.tar.gzから毎回展開しているのに対し、cowdancerは元環境からハードリンクでコピーし、かつlibcにフックをかけて、変更が行われた場合にはリンクファイルではなく新規ファイルとして配置することで元環境を壊さないようにする。
base.tar.gzの展開 vs 一連ファイルのハードリンクは予想されるように後者のほうが圧倒的に速い(base.tar.gzがキャッシュに入っていたり、展開先がTMPFSだったりするとある程度高速化されはするが)。とはいえ、buildなどではその後のapt-get/dpkgの処理が重すぎて、全体としてはまだ時間がかかる。
きんねこさんが書いているようにUNIONFSなどのFSレベルで対処することも可能そうではある。UNIONFSはカーネルドライバが必要なのが、汎用性の面で難点かな(特にDebianの場合はx86+Linux 2.6だけとは限らないし)。
現時点ではpbuilder/cowdancer共にsecure APT対応はまだできていない。これはchrootを作っているcdebootstrapの修正待ち。「update」コマンドだと「apt-get upgrade」しちゃうので、「apt-get update」と--save-after-loginだけをしてくれるpbuilderコマンドがほしいところ。あるいはpbuilder buildでdpkg-buildpackageする前にapt-get updateしてほしい。「しまった、せっかく更新したのに--save-after-login付け忘れた」というときにexitコードで指示できちゃったりする機能がほしい。まぁいろいろ事情があって難しいらしい。
宴会では、季節外れに春めいている小林さんがいじられていた。はるばるフランスからbio/genome関連の研究で理研に来ているCharles Plessyさんと2人キーサインパーティなどをしつついろいろお話。かねがねメーリングリストなどで拝見している吉藤さんにお会いし、ミーハーに喜ぶ。わざわざ大島からやってこられた斎藤さんにもお会いする。まったりがんばってくださいまし。
次回は北海道らしい。飛行機代が5万するらしい。無理だ。
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Debian GNU/Linux徹底入門 Sarge対応
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